- Air Podsはランニング中に落ちない?
- 紛失しそうで怖い
- 汗や雨に対する防水性はどうなの?
- ランニング中の安全性は?
- ランニング中に充電は持つの?
- AirPods Proとの違いは?
そんな悩みをランニングアドバイザーが解決します。
この記事を書いた人
皆さんはランニング中に音楽やオーディオブックを聞いて走りますか?
私は最近アマゾンの Audible を聴きながら走ることにはまっています。
最近はApple Watchの登場やGarminの音楽ストレージが付いたモデルなどが普及され、手ぶらで気軽に走りながら音楽が聴ける時代になってきましたね。
音楽やオーディオブックを聴きながら走る時に一番問題になってくるのが、ワイヤレスイヤホン選びの問題ですよね?
この記事では、数あるワイヤレスイヤホンの中から特に人気の高い、 AppleのAirpodsについて解説をしています。
ランニング中のワイヤレスイヤホン選びについて、結論から申し上げますと、
- iPhoneユーザーの方
- いいものを長く使いたい方
上記に当てはまる方は、AirPods一択です。
わたしは、ランニング中のイヤホンをAirPodsに変えてから、Garminとワイヤレスイヤホンの接続問題に悩むことがなくなりました。
それだけではありません。
普段から iPhone とマックのヘビーユーザーである私は、AirPods を購入してから、より普段の生活が豊かなものになりました。
この記事では、ランニングと AirPods の相性を徹底検証すると同時に、1年半使ってみた AirPods のメリットとデメリットについてもあわせて解説します。
この記事を読めば、ランニング中のワイヤレスイヤホン選びに迷いがなくなります。
ぜひ最後までお付き合いください。
AirPodsを選んでからランニングと普段の生活がより豊かになった
まずは私がAirPodsを購入して、ランニングと普段の生活がより豊かになったことを簡単に紹介させてください。
ランニング中のイヤホンとGarminとの接続不良が一切なくなった
以前使っていたワイヤレスイヤホンは、腕振りをするとたまに接続が切れて不安定でした。
AirPodsに変えた瞬間から、ランニング中に接続が切れたことは一度たりともありません。
一度ペアリングさえしてしまえば、iPhoneやMacなど他の機器に接続していても、すぐにGarminにBluetoothを切り替えることができます。
この辺はさすが Apple純正の商品だなあと素直に感心してるところです。
iPhone との相性が抜群にいい
まあこれは当たり前なんですけど(笑)
AirPodsを片耳に入れるだけで勝手にiPhoneとペアリングを再開してくれます。
長時間連続利用でも全然耳が痛くならない
わたしは、普段から家の中でも音楽やオーディオブックをよく聞きます。
我が家は3人家族で幼稚園児の息子がいるのですが、夜8時には寝てしまうため、その後は常にイヤホンで音楽やオーディオブックを聞いています。
夜な夜なブログを書くことが多いのですが、そんな時は夜中までずっとAirPodsをつけながら音楽を聴いています。
夜8時から夜中の1時まで5時間ぶっ通しで音楽を聞いても、AirPodsは耳が痛くならないし疲れません。
これはAirPods以外のワイヤレスイヤホンでは到底考えられないことでした。
そんなわけで、とても快適なイヤホンライフを送らせて頂いており、とても生活が豊かになりました。
AirPodsはランニング中に落ちないの?
走っている時に一度も落としたことはない
ランニングをする人にとって一番気になるのがここでしょう。
Airpodsを使って1年半経ちますが、走ってる時に一度も落としたことはありません。
これは嘘でも過大広告でも何でもなく本当です。
私は月に300km弱走りますが、そのうちの半分はジョグです。
ジョグの時にはAirPodsをつけて走るようにしていますので、年間およそ1800kmはAirPodsをつけて走っていることになります。
1年半なので2,400km走った計算になりますが、一度も落としたことがありませんので、事実上落ちないと言ってもいいでしょう。
ランニング中のマスクの付け外しは要注意
この記事を書いている2021年7月現在は、新型コロナウイルスが未だ猛威を振るっています。
ランニングをされている方の中では、常にマスクをして走っている方も少なくないと思います。
暑い時期になると、人通りが多いところだけマスクをつけ、それ以外はマスクを外すという走り方をされてる方も多いのではないでしょうか。
そんな時、顎マスクではなく完全にマスクを外して走る場合、Airpodsを引っ掛けて落としてしまう可能性があるので、そこは十分注意を払って使うようにしましょう。
実は一度だけ落としたことがあります
2,400kmもの間、一度もAirPodsを落とすことなく走り続けてきた私ですが、実は一度だけ止まっている時に落としたことがあります。
それは、
真夏に熱くなった頭を冷やそうと、公園の水道に頭を突っ込んだ時でした。
なぜかその時、頭を左右に振ってしまい、その瞬間公園の水道の排水溝に、
ぽちゃん
と悲しい音が響き渡りました(泣)
急いで取り上げて水分を取り払いましたが、落ちた右耳のAirPodsだけは、どうしても聞こえません…
ここからどうやって水没した右耳を復活させたかは、後述の「水没した場合の対処法」でお伝えします。
とにかく、この時の気分は最悪で、公園から自宅まで3キロ程あるのですが、30分かけてとぼとぼ歩いたのを思い出します(笑)
ここで何が言いたいかというと、AirPodsは上下の動きにはとても強いですが、左右の動きには弱いところがあるということです。
なので、ランニング前後にストレッチや準備体操をする際には気を付けた方がいいかもしれません。
Airpodsはランニング中に紛失しやすい?
実は一度だけ紛失しました
忘れもしません。
ジョグのつもりでAirPodsを付けて出かけたのですが、急遽思い立ったかのようにインターバルトレーニングをしようと思った日がありました。
さすがに1キロ3分半のインターバルにAirPodsを付けてるのは危ないなと思い、何の気なしにランパンのポケットにAirPodsを突っ込んで走り出しました。
無事1キロ3分半のインターバルをこなし、帰ろうと思ってAirPodsを付けようと思ったところ、なんとAirPodsが片っぽだけ見当たりません…
インターバルをしたコースをくまなく探しましたが、結局見つからず。
そして紛失した場所は、またしてもAirPodsを水没させた水道のある公園でした…
さすがにその時はもう二度とこの公園には行くもんかと思いました(笑)
これからAirPodsを買おうと思っている方に言いたいのは、ランニング中にAirPodsを聞くなら、
- ランニング中はずっと耳に付けておくこと
- 外す可能性がある場合は、必ずケースを持参すること
- ポイント練習の時は持参しないこと
この3つは必ず守ってください。
特に AirPodsは4 gと軽くそのまま落としたところでほぼ気づきません。
ケースに入れて持ち運んでいた時に落としたのであれば、落下音もしますし確実に気づきます。
特にポイント練習の時は持参しないようにしましょう。
紛失した時の対応
残念ながら AirPods を紛失してしまった時は、以下のように対応になります。
- iPhoneの「探す」機能で検索してみる
- それでも見つからない時は、公式サイトから片耳だけ購入できる
AirPodsの片耳は8,580円(税込)となります。
両耳をなくしてしまった場合はぶっちゃけ買いなおした方がいいでしょう。
ランニング中のAirPodsの防水性はどうなの?
AirPods は生活防水仕様ではない
AirPodsを防水仕様だと勘違いしていらっしゃる方が多いですが、AirPodsは防水ではありません。
AirPods Proは耐水という名目になっていますが、AirPodsは耐水にもなっていないので注意が必要です。
とはいっても普通に使うには何ら問題はない
上記のように書いてしまうと不安な方も多いと思いますが、普通使っている分には特に問題ありません。
- 普通のランニング程度の汗濡れ
- 多少の雨に打たれる
- 手を洗った後の手で触る
このくらいではへこたれませんので、安心してください。
ダメなケースとしては
- 台風や豪雨時にAirPodsをつけてランニングをしてしまう
- ランニング後そのままシャワーを浴びてしまう
- 公園の排水溝に落とす(笑)
こういったケースでは故障する可能性が高いので、気を付けてくださいね。
水没した場合の対処方法について
では実際に水没して音が聞こえなくなってしまった場合どのように対処すれば良いかを解説します。
まずは応急処置で水分を拭き取る
水没してしまったらまずはダッシュで水分を飛ばしましょう。
時間が経てば経つほど水が侵食してしまいますので、復旧の可能性が低くなってしまいます。
シリカゲルの入ったジップロックに入れて封をする
水気を拭き取ったらジップロックにシリカゲルとAirPodsを入れ、一日ほど寝かしましょう。
真水に濡れただけの場合は、たいていの場合一晩で復活します。
ジュースやお酒をこぼしてしまった場合はその限りではありません。
後は祈りましょう…
ランニング中のAirPodsの安全性について
AirPodsはAirPods Proと違い開放型のワイヤレスイヤホンとなりますので、両耳につけてランニングをしても外部の音はしっかりと拾ってくれます。
しかしランニング中はどうしても注意力が散漫になるので、ちょっとした物音には気づかなくなってしまいます。
実はそのちょっとした物音こそ、危険を回避するヒントになっていることがよくあるのです。
- 後ろから迫ってくる自転車のタイヤの音
- 見通しの悪いカーブから歩いてくる人の足音
- 後ろから迫ってくるプリウスの音(これは本当に危ない)
こういった小さい音は、音楽やオーディオブックを聴きながらでは気づかないことが多いです。
片耳でも耳をオープンな状態にしておけば、これらの音を拾える可能性がとても高くなります。
実は私も見通しの悪い道からくる歩行者の方に、一度ぶつかってしまったことがあります。
幸い大事には至りませんでしたが、それ以来AirPodsでジョグをする時は、必ず左耳にだけするようにしています。
AirPodsのスペック
それではここからはAirPodsのスペックについて解説をしていきます。
AirPodsとAirPods Proのスペック表・仕様比較
比較対象があると分かりやすいと思いますので、AirPods Proと比較してスペックを紹介します。
Airpods | AirPods Pro | |
---|---|---|
価格(税込) | 19,580円~ | 30,580円 |
形状 | 開放型 | 密閉型 |
防水仕様 | なし | 耐水 |
連続再生時間 | 5時間 | 4.5時間 |
重量 | 4g | 5.4g |
AirPodsとAirPods Proでは大きな違いが2つあります。
- 価格
- イヤホンの形状
それぞれを簡単に解説します。
価格差について
価格差は11,000円と、結構大きくなっています。
(通常のケースを選択した場合)
正直用途が別物だとわたしは思っていますので、この価格差は妥当なものです。
AirPodsにはノイズキャンセルもありませんし、空間オーディオ機能もありません。
- 家でじっくり映画やハイレゾの音楽を聴いたり、電車や移動中の騒音を消したい人はProを選択
- 気軽に使えて運動や長時間使用する方はAirPodsを選択
このように用途選択がされると思っています。
イヤホンの形状
ここは好みが分かれるところだと個人的には思います。
ズバリ私が AirPods Proを選ばなかった理由がここにあります。
わたしは、正直カナル型のイヤホンが苦手です。
長時間つけていると耳に痛みを感じてしまうからです。
また周囲の音をあまりに消してしまうのも少し苦手です。
しかしここは好みの部分になりますので、ノイズキャンセリングや高音質な音を求めている方は、AirPods Proをおすすめします。
音質について
AirPodsの音質は、良くも悪くも無色透明といった感想です。
先ほども申し上げた通り、高音質な音を求めていたり空間オーディオの機能が欲しい方は、AirPods Proがおすすめかと思います。
しかしそこはさすがのAppleです。
他の廉価版のワイヤレスイヤホンに比べれば、基本的な音質のレベルが違うのが分かります。
ぜひ、サードパーティー製のイヤホンと聞き比べてください。
その違いがわかるはずです。
充電について
特に触れるまでもない項目かと思いましたが、一応念のため。
連続再生は約5時間となっています。
ほぼスペック通りとみていいでしょう。
私はワイヤレス充電ケースのモデルを購入しましたが、正直なくてもよかったかもしれません。
基本的に毎日充電をしているからです。
毎日長時間使用して、毎日充電をしていますが、1年半使っていてバッテリーの持ちが変わることは今のところありません。
ランニング中のイヤホンとしてはAirPodsとAirPods Proのどちらがおすすめか?
先ほども申し上げた通り、ぶっちゃけ個人の好みの問題だと思います(笑)
これを言ってしまうと、今までの数千文字のレビューは一体何だったのかという感じなのですが…
わたしなりにどんな人がどちらのモデルに向いているかを箇条書きにしてみました。
AirPodsが向いている方
- Apple純正の高品質なワイヤレスイヤホンをとりあえず安価で購入したい方
- ランニング中のイヤホン選びに迷っていて、失敗をしたくない方
- 普段から長時間イヤホンを使う方
- ランニングの間だけしかイヤホンを使わない方
AirPods Proが向いている方
- 通勤時間中にもワイヤレスイヤホンを使って音楽を聴く方
- 音質にこだわりのある方
- イヤホンを使って映画を見る方
- 周りの音に邪魔されず集中したい時間を取りたい方
サードパーティー製の安価なモデルだけは止めておきましょう
AirPodsもAirPods Proも、どちらも高品質なワイヤレスイヤホンには変わりありません。
自分の好みや予算と相談して購入を検討してください。
しかしこれだけは強く言わせてください。
名前の聞いたことないようなブランドの廉価版モデルは本当におすすめしません。
私の奥さんが買った、某国生産の4,000円ほどの廉価版ワイヤレスイヤホンは、1ヶ月と持ちませんでした。
大手ECサイトで軒並み高評価が付いていたにも関わらず、です。
やはり某国生産の製品レビューはサクラばかりなんでしょう(笑)
まとめ:AirPodsはランニングだけでなく、生活を豊かにしてくれるもの
この記事のまとめです。
- AirPodsとランニングの相性はGOOD
- 防水ではないのでそれだけは気をつけよう
- ランニング中は片耳だけの装着をお勧め
- 特にiPhoneユーザーはAirPods(Pro)一択です
AirPodsでみなさんのランニングライフと普段の生活がより楽しくなることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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