この記事では、神奈川県相模原市南区にあるギオンスタジアムランニングコースを紹介します。
前半は公園の概要とランニングコース紹介、後半はアクセス方法について書きました。
ギオンスタジアムのランニングコースは、全国でもめずらしいウッドチップを使ったクロカンコースが存在しています。
ウッドチップをふんだんに使ったコースは足に優しく、怪我が治ったばかりの方にはすごくおすすめです。
怪我には優しいですが、足元が不安定なため、足腰に負荷をかけることができます。
足腰を鍛えたい方にも使ってほしいコースになっています。
それでは詳しく紹介していきましょう。
相模原ギオンスタジアム【施設紹介】
施設概要
相模原ギオンスタジアムは、相模原麻溝公園という総合公園の施設の一部として、1998年に行われた、かながわゆめ国体に合わせて整備されました。
公園を含めた敷地はかなり莫大で、21.3ヘクタールに及びます。
メインのギオンスタジアム以外にも、補助陸上競技場の相模原ギオンフィールドや、多目的に使える相模原ギオンスポーツスクウェアがあります。
設備(更衣室・ロッカー・シャワー・トイレ等)
更衣室等の設備は、ギオンスタジアムとギオンフィールドに完備されています。
両施設とも、更衣室・ロッカー・シャワーが完備されています。
利用料金・利用時間の詳細を簡単に表でまとめました。
利用料金 | 320円 |
夏季利用時間 | 7時半~19時 |
通年利用時間 | 8時半~19時 |
休業日 | 要確認 |
更衣室 | 〇 |
ロッカー | 〇 |
シャワー | 〇 |
トイレ | 〇 |
上記の表はギオンスタジアム、ギオンフィールド共通となります。
夏季利用時間とは、7月21日から8月24日までのことを指します。
陸上競技場を利用せず、更衣室等のみを利用する場合も同じように料金がかかります。
ギオンスタジアムのみ、毎週水曜日と第1金曜日は夜間が21時まで利用可能となります。
相模原ギオンスタジアム【ランニングコース紹介】
ギオンスタジアムのランニングコースは、『相模原ギオンスタジアムジョギングコース』と名付けられています。
コースの路面と距離によって3つにコースが分かれています。
ウッドチップコース(小回りコース)紹介
1周835mのウッドチップの路面だけを走るコースです。
1.ギオンスタジアム正面入り口側にスタート地点があります。
2.スタート直後にある緩やかな登り
3.しばらくして800mの距離表示が見えますが、赤色は大回りコースの距離表示なので気にせず進みましょう。
4.800m表示のすぐ後に中間点があります。この中間点は両コース共通です。
5.中間点を超えてしばらくすると、少し傾斜のある登り坂があります。
6.坂道を下り右にカーブしたらギオンスタジアムの正面に向くので、別れ道を左に進むとゴールとなります。
ゴムチップコース紹介
続いてはギオンスタジアムの外周を回る、1周785mのゴムチップだけのコースです。
1.ギオンスタジアム正面側がスタート
2.100mごとに距離表示があります。
2.アップダウンの全くないフラットなコース。
3.500m過ぎの分かれ道は左に進みゴールへ向かう。
大回りコース紹介
最後はウッドチップコースとゴムチップコースを組み合わせた、1,730mある大回りコースの紹介です。
1.ギオンフィールド側にあるスタート地点。
2.距離表示は200mごとにある。
3.分かれ道は、一方通行の案内矢印に沿って進む。
4.400m地点
5.1,000m地点。先に見えるのが登り坂。
6.1,200m地点。分かれ道を右に曲がり、ゴムチップコースに出る。
7.1,600m地点。ゴムチップコースを周回する
8.分かれ道を右に曲がるとゴールとなります。
珍しいウッドチップコースを活かしてトレーニングしよう
ウッドチップを手に持ってみると、本当にフカフカです。
コース一面が完全なウッドチップになっているコースは、あまりお目にかかれません。
実際に走って感じたことは、「ケガに優しいが足にくる」ということです。
着地時の衝撃は、ウッドチップによりかなり緩和されますが、その分接地が不安定になります。
体幹をうまく使わないと体が左右にぶれてしまうので、フォーム矯正のトレーニングをするのにはもってこいです。
接地が不安定なので、脚を使って蹴り上げるようなフォームだと全くスピードがでません。
自然と着地した足にしっかり上半身が乗り込む走りになるので、ウッドチップコースからゴムチップコースに出た瞬間に走りが軽くなったように感じました。
おすすめの走り方としては
- 足に不安のある方は、ウッドチップコースのみ
- スピードトレーニングをしたい場合は、ゴムチップコース
- フォームの改善をしたい方は、大回りコース
こんな感じで考えると、かなりいいトレーニングができると思います。
相模原ギオンスタジアムランニングコース【コースデータ】
ウッドチップコース
コースデータ
- 距離:835m
- 距離表示:なし
- 高低差:2回のアップダウンあり
- 路面:全面ウッドチップ
- 道幅:やや広い
- ランナーの多さ:少ない
- 信号:なし
- 照明:あり
- トイレ:あり
- 更衣室:あり
- シャワー:あり
- 最寄り駅からのアクセス:×
- 景観:〇
- 避暑度:△
- ペース走:不向き
- ロング走:不向き
- インターバル走:不向き
ウッドチップコースを1周した際の、ガーミンの走行データです。
ゴムチップコース
コースデータ
- 距離:785m
- 距離表示:100mごとにあり
- 高低差:フラット
- 路面:全面ゴムチップ
- 道幅:広い
- ランナーの多さ:少ない
- 信号:なし
- 照明:あり
- トイレ:あり
- 更衣室:あり
- シャワー:あり
- 最寄り駅からのアクセス:×
- 景観:△
- 避暑度:×
- ペース走:向いている
- ロング走:不向き
- インターバル走:向いている
ゴムチップコースを1周した際の、ガーミンの走行データです。
大回りコース
コースデータ
- 距離:1,730m
- 距離表示:200mごとにあり
- 高低差:2か所のアップダウンあり
- 路面:ウッドチップ&ゴムチップ
- 道幅:広い
- ランナーの多さ:少ない
- 信号:なし
- 照明:あり
- トイレ:あり
- 更衣室:あり
- シャワー:あり
- 最寄り駅からのアクセス:×
- 景観:△
- 避暑度:△
- ペース走:不向き
- ロング走:不向き
- インターバル走:不向き
ゴムチップコースを1周した際の、ガーミンの走行データです。
相模原ギオンスタジアム
【アクセス】
アクセスについては、ギオンスタジアムへのアクセス方法の記事で別途紹介しているので、こちらの記事を参考にしてください。
相模原ギオンスタジアムランニングコース紹介まとめ
ギオンスタジアムへのアクセスを見ていただければわかるように、正直、アクセスはいいとは言えません…
ですが、ウッドチップのコースを走ると強制的にフォーム改善ができるというメリットは、先程コース紹介で申し上げたとおりです。
頻繁におとずれることは、近所に住んでいないと厳しいかもしれませんが、シーズンに1度か2度おとずれるようすれば、自分のランニングフォームのクセを再確認できるようになると思います。
ギオンスタジアム自体の個人利用も基本毎日行われているので、トラック練習とウッドチップコースをセットで走るのも悪くないと思います。
神奈川県には、この他にもたくさんのおすすめできるランニング専用のコースがあります。
このブログでもたくさん紹介していますので、ご覧になっていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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