サブ4するには最低半年間100キロ以上走らないといけない!
サブ3には月間走行距離300キロを3年間続けないといけない!
MGCで2位になった服部選手は、月間1,100キロ走りこんでいたからオリンピック代表になれた?
皆さん、こういう話、めちゃくちゃ聞きますよね。
果たして、月間走行距離とフルマラソンのタイムに相関性はあるんでしょうか?
今回の記事は、月間走行距離神話にメスを入れてみましょう。
月間走行距離、気にしてますか??
いきなり、ランナーあるあるのコーナーからです!!
- 月末に残り距離がもう少しでキリのいい数字になるとわかると、練習メニューを変更してまで切りのいい数字にしてしまう
- 月間走行距離が稼ぎにくい2月が苦手だ
- 31日まである月は、少し余裕を持てる
- 月の折り返しで目標距離の半分に達していないと、ロング走を後半にたくさん入れてしまう
- ラン仲間の、今月〇〇〇キロだったよー、という会話に妙に反応してしまう
- 月末のツイッターのタイムラインは、ほぼガーミンの月間走行距離のスクショで埋め尽くされている
皆さん、どれかは必ず当てはまってますよね(笑)
やっぱり、気にしていないふりをしていても、なんだかんだ気になってしまうもの。
じゃあ、これ、実際に走行距離とタイムって比例関係にあるんでしょうか??
私の実体験で、検証してみましょう。
よく言われる、サブ3の達成条件 【月間300キロを3年間連続】は本当か?
この都市伝説、よく聞きますよね?
確かになんとなく言われてみれば、このくらいやれば達成できそうな気もしますよね?
でも、実際のところどうなんでしょうか?
この表は、私が実際にサブ3を達成した時の、とある1週間の練習メニューです。
週に走った距離を計算してみると、8+15+8+30+18=79キロとなります。
1カ月が4週間とすると、
79×4=316キロ
ということで、ちょうど300キロを少し超えた月間走行距離となります。
私の場合は、この練習を約半年程続け、見事サブ3を達成しました。
ですので、あながちこの都市伝説は間違ってはいないという事が言えそうです。
もちろん、定量的に誰かが分析したわけはなさそうなので、科学的根拠はないとは思いますが…
【月間走行距離検証】質より量か? 量より質か?
市民ランナーが走る目的はそれぞれであって、単純に走行距離を達成すること自体を目標にしている方もいらっしゃいます。
それならば、もちろん質より量です。
走った後のお酒が楽しくて、毎日走っている方もいらっしゃるでしょう。
そういう方も、おそらく質より量でしょう。
なぜなら、飲んだ分のカロリーを消費しないといけないからです(笑)
じゃあ、自己ベスト目指してタイムを追っているランナーはどうでしょう? 量より質なのでしょうか?
質だけを追い求めると、量はついてこないのでしょうか?
答えは、先程のトレーニングメニューが示してくれているんじゃないかと思います。
距離ありきではなく、目標達成に必要な練習メニューを組んだ結果が、たまたま月間走行距離300キロに達した、という話です。
だから、質より量でも、質より量でもないんですね。
でも、私も市民ランナーなので、最終日に残り24キロで300キロ! の状況なら、ペース走やめてロングジョグにしますけどね!(きっぱり)
結論
【距離は追うものではなく、付いてくるもの】
距離は追うものではなく、付いてくるもの
これが答えです。
が、これはただの正論です。
市民ランナーなので、走行距離にこだわることも凄く大切だと思います。
そうすれば、毎月目標距離を達成した喜びで充実感がわきますし、何よりTwitterで自慢できますからね(笑)
そういう楽しみ方、僕はすごく素敵だと思います。
市民ランナーらしく、ワイワイがやがや走るのって、とても楽しいことだと思いませんか!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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